消費意識・消費実態を把握するための調査

消費者の消費意識や実態について調査します。長期的な消費動向については家計調査などの公的な調査で確認できます。最近ではビッグデータを活用することで消費のトレンドを知る事もできるようになってきました。

公的な調査が多い分野

個人消費が経済活動の大きな割合を占めていること、また消費者保護、消費者行政の観点からのも公的な調査が多くなっています。

例えば消費者庁の『消費者意識基本調査』や内閣府の『消費動向調査』など、また基礎的な経済状況の調査として日本銀行の『消費者意識基本調査』などがあります。もちろん総務省統計局の『家計調査』も代表的なものです。

ビッグデータ時代の消費意識・実態調査

消費者が商品を購入する理由や、商品をお店に行く前から決めているかなどの意識に関わる部分や、ビッグデータではわからないこと、例えばある商品をなぜ”買わないか”についてはアンケート調査などで調べる必要があります。

このように消費実態については把握しやすくなっていますが、今後は価値観の多様化が進む中で、消費意識を把握するための調査がより重要になると思われます。

また、民間企業にとって、自社の製品・サービスに関連した消費意識・消費実態の把握の重要性は今後も変わらないでしょう。