精度を決める入力作業
紙のアンケートの場合、入力作業が必要となります。アンケート調査の場合、通常ベリファイ入力を実施します。ベリファイ入力は1票に対して2人のオペレーターが入力を行い、差が生じた個所を修正するため、精度の高いデータ作成が可能となります。アンケート調査では自由回答も重要なポイントです。読みにくい調査票を前後の文脈などから適切に補うなどの経験が必要な作業です。
オンラインアンケートの場合は入力の必要はありません。しかしながら、重複回答のチェックや論理的な矛盾などデータクリーニング(データクレンジング)が必要となります。
当社の入力・データクリーニングの特徴
- すべて国内入力で実施し、選択肢についてはベリファイ入力を実施。自由回答については入力されたデータを作業者以外が再度チェックすることで精度を高めています
- 調査票の設計からお手伝いをさせていただく場合、回答・入力に配慮した調査票の作成が可能であり、より精度の良い結果を得ることができます
- オンライン調査について、データクリーニングもベテランの作業者が実施しています
アンケート調査の集計・分析
アンケート調査の集計は、単純集計が基本となります。回答者によって答えなくてよい質問、例えば問1で在宅勤務をしていると答えた場合のみ問2に答えるような場合に、それが正しく行われているかなど、調査意図にあった集計となるように行います。
数量回答の場合には桁違いで答えるケースがありますので、こちらについてもチェックを行います。また回答を階級ごとに分けて選択肢化する(例:年齢を20代、30代…と分ける)などの作業も必要に応じて行います。
いずれの場合も作業者の裁量で行うのではなく、事前にルール化が必要です。
単純集計で問題がなくなれば、次のステップで、属性別などのクロス集計を実施したり、多変量解析を実施したりします。集計・分析というとこの段階を想像されることが多いと思いますが、この段階までに続く地味な作業が大半を占めています。
当社の集計・分析業務の特徴
- 手間がかかるデータクリーニング(データクレンジング)を実施します。当初の想定外の結果についての処理についてもご提案させていただきます
- クロス集計分析はアンケートで最も良く使われます。単純な手法ですが、効果的な分析には経験が必要となります。集計計画から提案をさせていただきます
- 自由回答のアフターコーディングやテキストマイニングの実施も承ります